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2008年1月

2008年1月24日 (木)

VOL..1 ストーリー その3

こうして下宿“のぞみ”は、園子のいない初めての朝を迎えた。自分勝手な住人たちは、「自分で出来ることは自分でやってくれ」と言ったにも関わらず、にあれこれと用を頼む。世話好きな園子の甘やかし過ぎに、はイライラするばかり。おまけにパク落合の恋愛バトルに巻き込まれ、の怒りは遂に大爆発!!

だがそんな日々の中、は住人たちの、様々な事情や想いを知っていく。リストラされ妻子を失いながらも、毎日スーツを着て警備会社に出勤し、真面目に働く平田の想い。自分の身勝手で夢を追い出て行ったとばかり思っていたに、登山家になることを勧めたのは、実はだったこと。韓国青年パク・サンチュが日本に来た本当の理由。そして、酒癖の悪いバツイチキャバクラ嬢と毛嫌いしていたの、息子に対する想い・後悔・苦しみ・・・の中の何かが少しずつ変わり始めていた。

そして、園子が入院してから早2週間・・・新入生歓迎公演の稽古も、演出家・あつ子を筆頭に着々と進んでいた。ジョリー扮するオスカルの華麗なる最期、韓国青年パクも巻き込んでの全員の迫真の演技に、あつ子もみんなも大盛り上がり。しばしの休憩をあつ子が告げたその時・・・園子が帰ってきた!片足ギプスに松葉杖という姿ではあるものの、町子に付き添われ、なんとか無事退院。歓喜の声を上げながら園子に群がり、この数週間の出来事を競って報告しようとする一同・・・その光景を見ていて、はなんとも不思議な気持ちだった。それは、前とは違うなにか・・・不思議と楽しく、温かく、嬉しく、そしてなんだか誇らしいような・・・。

一同が、稽古のため公演に出かけたあと、二人きりになった園子あつ子の舞台に参加する決意をしたことを知ると、喜びながらもそれを茶化す園子に対し、相変わらずの憎まれ口で返す。そんな時間が、二人には心地よかった。登山成功を知らせるからのハガキに、嬉しそうに目をおとす母の横顔・・・その母の横顔を見つめ、思わず苦笑いの娘・・・。やがては立ち上がり、舞台の稽古に出かけようとする。すると園子が一言。

「頑張んのよ!楽しみにしてるんだから。」

そう、これだ。皆にいつも投げかけている言葉・・・昔から母が投げ続けてくれている想いだ。は「うるさい」と、少しおどけて出て行くのだった。

そして、いよいよ舞台本番の朝!緊張と興奮に包まれ、いつもに増して騒がしい!と同時に、パクが韓国に帰る日でもある・・・。いつの間にか芽生えた落合との友情をはじめ、ここでの触れ合いの中で生まれた様々な想いが、皆をそれぞれに寂しく感じさせる。が、そこはやはり下宿“のぞみ”の精神で!前向きに・・・そう、前向きに!舞台の成功とこれから向かうそれぞれの未来に向かって、園子の喝を願う一同。輪になるみんな。そして園子が一言。

「失敗してもいいから、おもいっきりやってちょうだい。何度失敗しても、途中でくじけないで。頑張って!!」

「はい!」

そこには、今日もまた歩き出すみんながいた。

 

 

VOL..1~下宿“のぞみ”ここにあり!~   おわり

 

 

 

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VOL..1 ストーリー その2

そんな時、園子の友人で理髪店の女主人・東西町子(52歳)が、韓国からやって来る親戚の青年パク・サンチュ(22歳)を下宿で預かってくれないかと頼みに来る。日本が好きで、「一度でいいから日本を見てみたい」と切望しているという韓国青年の話を聞き、お人よしの園子は、最近韓国ドラマにハマっていることもあり、またもやに相談もなしに滞在を受け入れてしまう。

一方、の所へは、高校時代からの親友・原田あつ子(20歳)が、これまたムリな頼み事を持ってやって来た。人員不足で廃部の危機に立たされている演劇部を救う為、新入生歓迎公演に出てくれと言うのだ。あっさりと断るに、必死に食い下がるあつ子は「アッコちゃんがこんなに困ってるんだから、出てあげればいいじゃない。」と勝手なことを言う。そしてついでのように、韓国青年が下宿に滞在することになったことを告げ、買い物に出かけてしまった。あっけに取られるのことも、住人たちのことも、いつも相談せず勝手に決めてしまう母に苛立ちを抑えきれない。そんなを元気付けながらも、うま~く話を進めようとするあつ子。そこに、たまたま通りがかり、舞台の話を立ち聞きしてしまったジョリーが現れる。ジョリーは新入生歓迎会の演目が『ベルサイユのばら』だと知ると「あたし、やりたい!」とノリノリ!?ここの住人みんなを巻き込んで、あつ子を救おうと勝手にOKの返事をしてしまう。そんなジョリーに、のイライラは爆発!「あなたがどんな生き方してようとかまわないけど、せめてあたし達を振り回すのはやめてください!」と言い放ち、部屋に引っ込んでしまう。

そんなこんなで、韓国から青年がやってくる日。住人たちが、今か今かと園子と韓国青年を待ちわびていると、突然一人の男が叫びながら入ってきた。「おじゃましました~!大変です!骨が折れます!折れますよ~!」気が動転して訳のわからないことを口にしているその男、よくよく聞いてみると、今日来るはずの韓国青年パク・サンチュらしい。でも、何故ひとりで?パクを落ち着かせ事情を聞くと、なんと!町子と共に空港まで迎えに行った園子が事故に遭ったと言う!動揺すると住人たち。急いで病院に向かおうとするパクが呼び止める。そして、「好きです!」と突然告白!・・・え?何故に今!?パクは、に一目惚れしてしまったのでした。

一方、園子はというと・・・命に別状はなかったものの、両足骨折でしばらく入院することに。町子と話している際に階段から転げ落ちたのだという。そんな母に、呆れた思いと安堵の思いを交差させるだったが、更なる災難が。母が入院している間、下宿をきりもりするはめになったのだ!母を安心させる唯一の方法だと町子に言われ、しぶしぶ引き受けることに・・・。そこへ、里帰りから戻ってきた落合。何も事情を知らない彼は、園子の入院を聞きビックリ仰天!さらに、韓国青年パクからの突然の宣戦布告!・・・実は、落合もまた以前からにひそかな想いを寄せていたのだ。

 

つづく 

 

 

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2008年1月23日 (水)

VOL..1 ストーリー その1

2008年4月『いたトン!VOL..2~ジョリーの休日~』公演にあたり、前回ご観劇になれなかった皆様のために、『いたトン!VOL..1~下宿“のぞみ”ここにあり!~』のストーリーをご紹介いたします♪ 

【いたトン!VOL..1~下宿“のぞみ”ここにあり!~】

東京は下町。今や時代と共に近代化されつつある建物の群れを背に、わき道を進むこと約5分・・・突如、大き目の一軒屋が顔を覗かせる。その“昔懐かし”といった風情に包まれた外観を見上げると、下宿“のぞみ”の看板が・・・。そう!ここは下宿である!

そして、この下宿“のぞみ”の一人娘・木山望(20歳)は、現在都内の大学に通うごく普通の大学生。彼女が5歳の時、父・岳男が突然商社マンから登山家に転身したのをきっかけに、母・園子(47歳)が下宿をオープン!?以来15年間、ここを経営することで生計を立ててきた。だが、望はこの下宿が嫌いだ。何よりも嫌なのは、ここの住人たち。お人よしの母はどんな人でも受け入れてしまう為、年齢も職業も性別さえも・・・変わった人間ばかりが集まって来る。

早稲田一筋!博多から上京してきた青年・落合始(22歳)、オカマパブに勤める正真正銘のオカマ・ジョリー(33歳)、キャバクラ勤めのバツイチ女・中川蒼(26歳)、今はプロゴルファーを目指しているが半年に一回のペースで目指すものが変わる熱血女子大生・近藤奈緒(21歳)、リストラされたサラリーマン・平田治(48歳)。望にとっては全く理解が出来ず、出来るだけ関わりたくない妙な人たちばかりだ。

とある一日。下宿はいつもの朝を迎える。食卓には平田奈緒落合は、5度目の早稲田受験に失敗し、部屋に篭ったまま出でこない。ジョリーは、仕事帰りに飲んできたらしく、朝から酒の匂いをプンプンさせている。そんな住人たちをあたり前のように世話する園子。望はそんな母さえも理解出来ない。それもこれも全て、たま~にしか帰ってこない身勝手な父のせい!と、心の中で岳男に苛立ちをぶつけながら、黙々とパンをかじる。そんな娘の気持ちを知ってか知らずか、のん気な父から小包が届く。これもまた、たま~に。岳男はなぜか、望み以外の住人たちには人気がある。住人たちに急かされ、園子が小包を開けてみると、中には空のペットボトル1本とハガキが1枚。

「みんな元気か?俺のモチベーションは、相変わらずMAXだ。そして今からチョモランマに挑もうと思う。で、その記念と言ってはなんだが、ふもとの空気を詰めて送ってみた。皆で堪能してくれ。 岳男より。」

盛り上がる住人たちを横目に、深いため息をつく望。そんな父に、文句一つ言わない楽天的な母にも、望の不満は溜まる一方。大学を卒業したら、一刻も早くこの下宿から出たいと願っているのだった。

 

つづく 

 

  

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2008年1月17日 (木)

公演決定!!

お待たせいたしました!!

『いたいのいたいのトンデゆけ!』

シリーズ第2弾!2008年4月に公演決定!

タイトルは『~ジョリーの休日~』 

VOL..1公演から1年、今回はオカマのジョリーちゃんが大変なことに!?新たなる珍客も登場し、またもや下宿のぞみは、てんやわんやの大騒ぎ☆はてさてどうなることやら・・・。

【出演】

竹内 理恵 色摩 由維 塩見 淳史 狩俣 咲子 山形 照美

三浦 宏一 北川 伸太郎 入吉 玲羽 原田 直輝 英 樹里

【スケジュール】

2008年4月18日(金)~20日(日)

18(金)19:00

19(土)14:00 / 19:00

20(日)12:30 / 16:30

【会場】シアター風姿花伝

【チケット】3500円(日時指定・全席自由・当日前売共通)

近日、予約受付開始!!いましばらくお待ち下さいませ♪

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2008年1月 9日 (水)

いたトン!とは?

Photoitaton1_2 『いたトン!』の舞台となるのは“下宿のぞみ”

下宿と言うと、昭和時代のイメージがありますが、よ~く探してみると、都内にもまだ!古~くからやっている下宿が何軒か存在するんですよ。どこか懐かしく感じさせる建物と、下町を思わせるような温かさ、どんな人たちが住み、どんな生活をしているのだろう?と、なんだかワクワクする。そんな誰もが訪ねたくなるような下宿を舞台にして作品が出来ないものか?というわけで生まれたのが、この

『いたいのいたいのトンデゆけ!』

一風変わった下宿のぞみの住人たちの間で巻き起こる珍騒動を描いた“あったか人情コメディー”。「想い・繋がり」をテーマに、ひとつひとつ大切に作品を作ってきた劇団Birthらしく、あったかくて、人情味溢れる、なんだかとってもおかしな舞台。

そして、その『いたトン!』下宿のぞみの住人たちのおかしな生活をご紹介すべく始まったのが、このいたトン!ブログ。これから、ドンドンご紹介していきますので、お楽しみに~♪

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2008年1月 7日 (月)

いたトンブログ開設しました♪

あけましておめでとうございます!

下宿のぞみは、相変わらずにぎやかな毎日でございます。

園子おかあさんは、足の骨折もすっかり善くなり、

以前にも増して、元気ハツラツ!

一人娘の、望ちゃんは今年で大学4年生。

就職活動真っ最中です。

浪人生落合くんは、6度目の大学受験!

今年もモチロン早稲田一筋で頑張っております。

ジョリーさんは、変わらず

オカマパブ“エンジョイ”で働き、毎日エンジョイ♪

蒼さんも、相変わらず気だるい感じですが、

今のお店「プリンセス」は、まだ続いている様子。

平田さんは、ここに来て1年半が経ち、

警備の仕事も、下宿暮らしも、すっかり慣れたよう。

奈緒ちゃんは、今年で大学卒業。

チャレンジ精神はとどまることなく、「就職はしない!」

と決意!?今はギターに夢中です。

そして父・岳男さんは・・・

今頃どこの山を登っているのやら・・・。

 

そんなこんなで、いろいろと騒動はありそうですが、

2008年もどうぞよろしくお願いいたします♪

 

                      下宿のぞみ住人一同

 

そして、

いたトンの産みの親(原案者)咲ちゃん(狩俣咲子)は、

飲んだり食ったり、のんびりお正月を満喫♪一方、

育ての親(脚本・演出家)ケイさん(大久保慶)は、

お正月気分もそこそこに、

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←こんなんなっちゃってます(^^;)

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